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不登校の子の家庭教師、出席扱いになる?費用と選び方

更新日:2026-11-03|料金・制度の確認日:2026-11-03|運営:AI Mediaz

結論

自宅でICT等を活用した学習を出席扱いにするかは、文部科学省の通知(令和元年10月25日)の要件をもとに校長が判断します。家庭教師やオンライン教材を使えば必ず出席扱いになる、というものではありません。

要件には、保護者と学校の連携、訪問等による対面指導、計画的な学習プログラム、校長が状況を把握していることなどがあります。

費用は、中学2年・週2回60分で公式料金で計算すると年間約21.4万円〜約65万円です(当サイトの計算)。

出席扱いは文科省通知の要件をもとに校長が判断する
出席扱いは文科省通知の要件をもとに校長が判断する

家庭教師の学習は出席扱いになる?

文部科学省は令和元年10月25日に「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(元文科初第698号)を出しています。この中で、義務教育段階の不登校の児童生徒が自宅でICT等を活用した学習活動を行った場合に、指導要録上の出席扱いとする場合の考え方を示し、「不登校児童生徒の懸命の努力を学校として適切に判断すること」としています。

出席扱いにするかどうかを決めるのは、家庭教師の会社でも保護者でもなく、在籍している学校(校長)です。

出席扱いの要件は?

通知で示されている、自宅でのICT等を活用した学習活動を出席扱いとする要件は次の7つです(要約)。

  1. 保護者と学校の間に、十分な連携・協力関係が保たれていること
  2. 学習活動が、ICT(コンピュータ・インターネット・遠隔教育システムなど)や郵送・FAXなどを使って提供されるものであること
  3. 訪問等による対面指導が適切に行われることが前提で、その対面指導が定期的かつ継続的に行われること
  4. 児童生徒の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること(民間事業者が提供する場合は「民間施設についてのガイドライン(試案)」を参考に適切かを判断)
  5. 校長が、対面指導や学習活動の状況を、報告や連絡会などを通じて把握していること
  6. 基本的に、学校外の公的機関や民間施設で相談・指導を受けられない場合の学習活動であること(対面指導が適切に行われていることが前提)
  7. 学習の成果を評価に反映する場合は、学校が把握した学習の計画や内容が、教育課程に照らして適切と判断されること

あわせて通知の前文では、校長が、その学習活動が「自ら登校を希望した際に、円滑な学校復帰が可能となるような学習活動」であり、子どもの自立を助けるうえで有効・適切だと判断する場合に、出席扱いにできるとしています(要約)。

3の「訪問等による対面指導」の担い手として、通知では在籍校の教職員、スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカーなどの専門家、教育支援センターの職員、教育委員会などから事前に指導や研修を受けたボランティアなどが挙げられています。家庭教師の訪問がそのまま当たるとは限りません。どの学習をどう報告すれば判断の材料になるかは、まず学校に相談してください。

家庭教師の会社は出席扱いをどう書いている?

当サイトで確認したティントル(不登校専門オンライン個別指導)は、「在籍校における出席扱いとして申請できます」と書き、注記で「出席扱いには学校長の認可が必要です」としています。これは通知の考え方とも合う書き方です。

逆に、「必ず出席扱いになる」「出席日数が足りるようになる」と断定する広告を見かけたら、その根拠(学校とのやりとりの方法、報告書の形式)を具体的に聞いてください。

不登校の子の家庭教師、費用はいくら?

中学2年・週2回60分・12か月の条件で計算しました(目的「不登校の学習」は定期テスト対策と同じ単価で計算)。

会社/プラン総額(安いプラン〜高いプラン)1時間あたり(総額÷時間)月平均公式で金額を確認できない費用・計算できない理由
家庭教師のガンバ(訪問)
訪問指導/訪問
214,000円2,229円17,833円テキスト代または管理・サポート費・預り金16,000円の扱い
家庭教師の銀河
通常指導/オンライン
275,000円2,865円22,917円テキスト代
オンライン家庭教師GIPS
学生・社会人講師/オンライン
282,216円
〜356,136円(プロ講師)
2,940円23,518円—
家庭教師のガンバ(オンライン)
オンライン指導(管理サポート費プラン)/オンライン
289,200円3,013円24,100円入会金
家庭教師のサクシード
訪問指導(公式の最低額)/訪問
390,720円4,070円32,560円入会金・交通費
オンライン家庭教師e-Live
ランクC(最も安いランク)/オンライン
394,680円
〜711,480円(ランクS)
4,111円32,890円入会金
ウィズスタディ(オンライン個別指導塾)
プレミアム(1科目・個別授業 週120分)/オンライン
496,100円5,168円41,342円—
トウコベ(東大生のオンライン個別指導)
東大生などの講師(学生)/オンライン
551,760円5,748円45,980円—
オンライン家庭教師eFFISAGE
授業内容のレベル別クラス(当サイトが学年・目的から仮に当てはめ)/オンライン
580,800円6,050円48,400円入会金・システム料の有無
家庭教師のラスト
ベーシック(学生・社会人)/オンライン
653,400円
〜1,287,000円(マスター(最上位講師))
6,806円54,450円管理費の有無・金額
学研の家庭教師———料金を公式で確認できない
家庭教師のグッド———料金を公式で確認できない
オンライン家庭教師マナリンク———料金を公式で確認できない
家庭教師のナイト———料金を公式で確認できない
スタディコーチ———料金を公式で確認できない
ティントル(不登校専門オンライン個別指導)———料金を公式で確認できない
家庭教師のわっふる———料金を公式で確認できない

条件:中2・不登校の学習・週2回60分・12か月(1か月=4週)。総額=入会金+授業料+管理費・基本料金など毎月の費用(+季節講習・交通費)。各社公式ページで2026-11-03に確認した料金(税込)で当サイトが計算。公式で金額を確認できない費用は含めていません。

不登校の子は、1回の時間を短くして回数を多めにする、体調に合わせて休む、という受け方になりやすいので、

  • 前日・当日のキャンセル料の扱い(GIPSは前日19時までならキャンセル料なし)
  • 月の最低回数があるか(e-Liveは最低受講回数なし)
  • 受けた分だけの後払いか

も確認しておくと安心です。ティントルのように料金が公式ページに載っていないサービスは、見積もりで総額を出して比べてください。

どんな家庭教師を選べばいい?

不登校の子の家庭教師は、勉強の遅れを取り戻すことだけでなく、人と話す時間や生活のリズムづくりを期待されることもあります。選ぶときは次の点を体験で確かめてください。

  1. 訪問かオンラインか:人が家に来ることに負担を感じる子もいれば、画面越しの方が話しやすい子もいます(オンラインと訪問の違い)
  2. 学び直しの範囲:学年をさかのぼって教えてもらえるか
  3. 講師の交代:合わないときに無料で交代できるか(家庭教師のラスト・銀河は講師交代の費用0円と記載)
  4. 学校との連携:学習記録を学校に出せる形で残してもらえるか

発達の特性が気になる場合は、発達が気になる子の家庭教師もあわせて読んでください。

学校にはどう相談すればいい?

出席扱いを考えるなら、家庭教師を始める前か始めてすぐのうちに、担任や学校の相談窓口(スクールカウンセラー、養護教諭など)に相談します。相談のときに伝えることの例です。

  1. 家庭で、どんな学習を、週に何回・何分くらい続けているか(予定)
  2. 家庭教師(オンライン)の会社名と、学習の記録をどんな形で残せるか
  3. 学校からの課題やプリントを家庭教師の授業で使いたいか
  4. 学校の先生の訪問や面談を受けられるか(通知の要件「訪問等による対面指導」に関わる)

学校によって対応は違い、すぐに出席扱いの話にならないこともあります。まずは、子どもが家庭でどんな学習をしているかを学校と共有することが、要件の1番目「保護者と学校の連携・協力関係」につながります。

費用を抑えるには?

不登校の期間がどのくらい続くかは分からないことが多いので、長期の一括払いは避け、月ごとにやめられる形を選ぶと安心です。家庭教師のラストは完全月謝制で解約金なし、ウィズスタディは1か月ごとの更新と書かれています。受けた分だけの後払い(GIPS・e-Live・eFFISAGEなど)も、休みが多い時期に向いています。

学習の記録はどう残す?

学校と相談するときや、出席扱いの判断の材料にしてもらうときに役立つのが、学習の記録です。家庭教師の会社に、次のような記録を残してもらえるか確認しておきましょう。

  • 授業の日時と時間、学習した単元
  • 子どもの理解の様子と、次回の課題
  • 宿題や自習の取り組み(家庭で記録する場合も)

記録の形式(紙・メール・アプリ)や、学校に提出する場合の書き方は、学校と相談して決めます。家庭教師の会社によっては、学校への報告書の作成を手伝うと案内しているところもありますが、出席扱いの判断は学校が行う点は変わりません。

家庭教師以外の選択肢は?

不登校の子の学びの場には、教育支援センター(適応指導教室)、フリースクール、オンラインのフリースクールなどもあります。出席扱いの考え方は、学校外の公的機関・民間施設の場合も同じ通知で示されています。フリースクールの費用は姉妹サイトのフリースクール・不登校の費用で比べられます。

家庭教師の効果や、出席扱いになるかどうかは、子どもの状態と学校の判断によって変わります。焦らず、学校・家庭・支援者で相談しながら進めてください。

よくある質問

家庭教師で勉強すれば出席扱いになる?
必ずなるわけではありません。文部科学省の通知では、自宅でのICT等を活用した学習活動を指導要録上の出席扱いにするには、保護者と学校の連携、訪問等による対面指導、計画的な学習プログラムなどの要件があり、校長が判断するとされています。
「出席扱いになる」と書いているサービスは?
不登校専門のオンライン個別指導ティントルは「在籍校における出席扱いとして申請できます」と書き、注記で「出席扱いには学校長の認可が必要」としています。申請できることと、認められることは別です。
不登校の子の家庭教師の費用は?
中学2年・週2回60分なら、公式料金で計算した年間総額は約21.4万円〜約65万円です(当サイトの計算、確認できない費用は含まず)。回数を週1回にすれば、おおむねその5〜7割になります。

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