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家庭教師の体験授業で聞くことは?(料金・教材・解約の質問リスト)

更新日:2026-11-03|料金・制度の確認日:2026-11-03|運営:AI Mediaz

結論

体験授業では、子どもと講師の相性に加えて、①年間の総額、②教材の購入が必要か、③解約・休会の条件の3つを必ず聞いてください。

東京都は、授業料の安さを強調した広告で体験に誘い、体験後に高額な教材費を示す事例を公表し、体験授業のあとその場で契約しないよう呼びかけています。

見積もりは書面でもらい、計算ツールで他社の年間総額と並べてから決めると安心です。

総額・教材・解約の3つを書面で。当日は契約しない
総額・教材・解約の3つを書面で。当日は契約しない

体験授業の前に決めておくことは?

体験授業は、会社にとっては入会してもらうための大切な機会です。保護者が「何のために家庭教師を頼むのか」「月いくらまでなら続けられるか」を決めずに行くと、その場の説明に流されやすくなります。体験の前に、次の3つを家族で決めておきましょう。

  1. 目的:定期テスト対策、苦手科目の学び直し、受験、不登校の学習など
  2. 回数と時間:週何回・1回何分・いつまで(受験日まで、学年末まで)
  3. 予算の上限:月いくら、年間いくらまで

計算ツールで、その条件の他社の年間総額を出しておくと、見積もりが高いか安いかがその場で分かります。

お金について聞くことは?

  1. 入会金はいくらか(キャンペーンで変わるなら、その条件と期限)
  2. 授業料は1時間(または30分)いくらか。学年・講師の種類・受験の有無で変わるか
  3. 毎月の固定費(管理費・基本料金・システム料・サポート費)はあるか、いくらか
  4. 季節講習は必須か、料金は通常と同じか
  5. 交通費(訪問の場合)は1回いくらか、誰が負担するか
  6. 年間の総額はいくらか(上の1〜5を足した金額を書面で)

公式ページで料金を確認できた会社でも、管理費の金額(家庭教師のラスト)、入会金の金額(e-Live)、テキスト代(家庭教師の銀河)など、ページに書かれていない費用がありました。書かれていない費用は、体験で必ず金額を聞いてください。

教材について聞くことは?

  1. 教材の購入は必須か(「必須ではない」なら書面に書いてもらう)
  2. 必要なら、何冊・何年分・いくらか。学年が上がるたびに追加があるか
  3. 教材を途中でやめたら返品・返金できるか

授業料が安く見えても、体験のあとで高額な教材を示されるトラブルが公表されています。くわしくは教材を買わされる?高額教材トラブル。

講師について聞くことは?

  1. 担当予定の講師の種類(学生・社会人・プロ)と、料金の違い
  2. 合わないときの交代は無料か、何回まで、交代までの授業はどうなるか
  3. 受験学年の場合、受験まで担当を続けられるか

選び方は学生講師とプロ講師の選び方にまとめています。

契約・解約について聞くことは?

  1. 契約期間と、支払いのタイミング(月払い・一括払い・後払い)
  2. 休会・退会の連絡期限と、そのときの精算(「1か月前までに通知」「前日19時までならキャンセル料なし」など、会社で違います)
  3. 概要書面・契約書面をもらえるか(期間2か月超・総額5万円超の家庭教師の契約では、事業者に書面を渡す義務があります)

家庭教師の契約が特定商取引法の特定継続的役務提供に当たると、書面を受け取った日から8日以内のクーリング・オフ、その後の中途解約ができます。上限額はクーリング・オフと中途解約の計算で確認できます。

体験の当日に契約しない方がいい理由は?

東京都は2025年7月、家庭教師と教材の契約をめぐる紛争を消費者被害救済委員会に付託したと発表し、あわせて、授業料の安さを強調する広告に注意すること、体験授業のあとにその場で契約しないこと、複数の事業者を比べて授業内容・教材の質・総額・解約条件を確認することを呼びかけました。

当日に決めないと割引がなくなる、と言われることもありますが、年間の総額で見ると入会金の割引より大きな差が出ることもあります。見積もりを持ち帰り、家族で相談してから決めましょう。

見積もりはどう比べる?(計算の例)

2社の見積もりをもらったら、年間総額と1時間あたりにそろえます(中学2年・週1回90分・12か月、数字は計算の例)。

項目A社(時間単価+基本料金)B社(月謝制)
入会金0円19,800円
授業料30分990円×144コマ=142,560円月39,600円×12か月=475,200円
毎月の費用基本料金 月7,678円×12=92,136円なし
教材市販の問題集(任意)販売なし
年間総額234,696円495,000円
1時間あたり約3,260円約6,875円

※A社はGIPSの学生・社会人講師、B社は家庭教師のラストのベーシックの公式料金(2026年11月3日確認)で当サイトが計算。

この例では総額に2倍以上の差がありますが、講師の経歴や授業の進め方、学習管理の範囲も違います。差の理由を体験で確かめ、子どもに合う方を選びます。

体験のあとに断るときは?

体験を受けたからといって、契約する義務はありません。断るときは、「家族で相談した結果、今回は見送ります」と短く伝えれば十分です。理由をくわしく説明する必要はありません。電話で引き止められて困る場合は、メールやフォームで伝えるのも一つの方法です。

体験の前に用意しておくものは?

  • 最近のテストや通知表、学校のワーク(どこでつまずいているかを講師に見てもらう)
  • STEP 1 で決めた目的・回数・予算のメモ
  • 計算ツールで出した、同じ条件の他社の年間総額
  • 契約前チェックシート(印刷したもの)

オンラインの体験では、パソコン・カメラ・通信環境を事前に確認し、子どもが一人で操作できるかも見ておきます。

子どものどこを見ればいい?

  • 授業が終わったあと、子どもが「また受けたい」と言うか
  • 分からないところを講師に言えていたか
  • 宿題の量が、子どもの生活に合っているか

印刷して持っていける家庭教師 契約前チェックシートに、この15項目と子どもの様子のメモ欄をまとめています。

無料体験の条件も会社で違います(GIPSは1回60分・最大2回、ガンバの訪問は120分の体験授業と公式に記載)。複数社の体験を受けて比べるのも一つの方法です。

体験のあと、何日くらいで決めればいい?

決めるまでの期間に決まりはありませんが、2社以上の体験を受けて、見積もりがそろってから決めるのがおすすめです。目安として1〜2週間あれば、家族で話し合い、子どもの気持ちも聞けます。

その間に、チェックシートのSTEP 6の表に、各社の年間総額・1時間あたり・教材・解約のしやすさ・子どもの反応を書き込みます。いちばん安い会社がいちばん合うとは限らないので、子どもの反応も同じ重さで見てください。

契約を決めたら、概要書面・契約書面を受け取った日をメモしておきます。クーリング・オフの期限(8日以内)を数えるときに必要になります。

最後に、体験授業はあくまで「お試し」です。体験の講師と、実際に担当する講師が違うこともあるので、契約の前に担当予定の講師と話せるか、担当が決まるまでの期間はどのくらいかも確認しておきましょう。

聞いた内容は、その場でチェックシートに書き込み、担当者の名前と日付も残しておきます。あとで「言った・言わない」にならないよう、料金と教材と解約の条件は、口頭だけでなく書面やメールでもらうのが確実です。

体験授業を上手に使えば、料金だけでは分からない「続けられるかどうか」を確かめられます。

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料金・教材・解約の条件は、申込み前に公式ページと体験授業で確認してください。申込みは保護者の方が行ってください。

よくある質問

体験授業で聞くことは?
年間の総額(入会金・授業料・管理費・教材費・交通費・季節講習)、教材の購入が必要か、講師の種類と交代の条件、休会・退会の期限と精算、契約期間と書面の有無です。この記事の15項目を印刷用チェックシートにもしています。
体験の当日に契約してもいい?
おすすめしません。東京都は家庭教師と教材の契約トラブルを受けて、体験授業のあとその場で契約せず、複数の事業者を比べて授業内容・教材・総額・解約条件を確認するよう呼びかけています。
見積もりはどう比べる?
授業料を1時間あたりにそろえ、入会金・管理費・教材費を足した年間総額にします。当サイトの計算ツールで、同じ学年・回数・時間の他社の総額と並べると比べやすくなります。

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